こんばんは!
ST工房のYoshikiです。
いつもブログをご覧いただき、本当にありがとうございます。
前回のブログでは、oka factory(岡製作所)さんの刻印についてレビューをしましたが、ありがたいことに多くの反響をいただきました。
【関連記事】
👉oka factory(岡製作所)の工具類を買ってみた!刻印を中心にレビューします
今回はその続編として、工具編・Part2をお届けします!
今回レビューするのは以下の3点です:
- フレンチエッジャー
- 菱ギリ(中サイズ)
- 蝋引き糸
それでは、実際に使ってみた感想を本音でご紹介します!
フレンチエッジャーのレビュー|切れ味抜群でこの価格は驚き!
まずはフレンチエッジャーから。

この工具は、床面を部分的に薄くするときに使います。
たとえば、下の画像のようなペンケースの縫い合わせ部分。

あとは、下の画像のように段漉きをして立体形成したい時など、ピンポイントでの漉き作業に欠かせないアイテムです。


oka factoryさんのフレンチエッジャー、正直、かなり切れます。
届いたままの状態でもある程度は切れましたが、付属の紙ヤスリで軽く研ぐと…もうスーッと革に入っていく感覚。
下の写真は、私が愛用しているハーマンオーク社のツーリングレザーの床面を漉いている場面です。
ツーリングレザーは繊維が詰まっていて非常に硬いのですが、それでも少し力を入れるだけでしっかりと漉けました。

価格はなんと2,277円(税込)。
この価格でこの切れ味は、控えめに言ってもコスパ最強です。
切れると言っても、ツーリングレザーのような硬めの革を扱う方は、一度しっかり研いでから使うのがおすすめです!
早速、鞘を使って刃先をしっかり保護しております♪


菱ギリのレビュー|未研磨でもしっかり貫通!サイズ選びは慎重に
続いては「菱ギリ(中サイズ)」のレビューです。

これまで私が使っていたクラフト社などの1000円前後の菱ギリは、研がないとスーッとは入りませんでした。
力を入れれば「ザクッ」と貫通しますが、作業効率がかなり悪い。手も疲れる。
その点、oka factoryさんの菱ギリは、まだ研いでいない状態でも比較的弱い力で穴を開けることができました。
「スーッ」とまではいきませんが、少し研げば理想的な刺し心地になる予感がしています。


私は中サイズを購入しましたが、細い糸を使うことが多い方やステッチの見た目を繊細に仕上げたい方は、「細」サイズも検討してみてください。
蝋引き糸のレビュー|これは大当たり!
最後にご紹介するのは縫い糸です。

これまで私はアミーロークの糸をメインで使っていましたが、最近は入手が難しくなってしまい、代用としてコスパ重視のポリエステル糸を使っていました。
その糸はこちら👇
ただ、正直言うと…値段なりの使い心地でした。
そんな中、今回出会ったoka factoryさんの蝋引きポリエステル糸。
使ってみた感想は…「これ、めちゃくちゃ良い!」の一言。
まず、糸がピンと自立するほどしっかり蝋引きされていて、扱いやすい!

そして何より、締まりが良く、ステッチがとても美しく仕上がります。
下の写真は、この糸を使って仕立てたがま口コインケース。
このアイテムは、カード・お札・小銭をすべて収納できる絶妙なサイズ感と、ワンタッチで開閉できるがま口仕様が人気の一品です。


この糸を使ってみて、「もうアミーロークの糸は探さなくていいかな…」と思ってしまいました(笑)
200mで「1,100円」という価格も非常に良心的で、文句なしです!
okafactoryさんの蝋引き糸はこちら 👉 MBT 蝋引き糸 【#1/ 200m】
総評|oka factoryは“お値段以上”の良品揃い!
今回レビューした3点はどれも、価格以上の価値を感じるものばかりでした。
- 切れ味抜群のフレンチエッジャー
- 手を痛めずに刺せる菱ギリ
- 見た目も使い勝手も優秀な蝋引き糸
oka factoryさんの商品は、「お値段以上ニトリ!」ならぬ、「お値段以上オカファクトリー!」と言っても過言ではありません。
私はただの一レザークラフターで、メーカーさんとの関係は全くありませんが、それでもおすすめしたくなる工具たちでした。
まとめ|今後も工具レビュー続けます!
今回はoka factory工具レビュー Part2ということで、工具3点の使用感を紹介しました。
今後も、レザークラフトに役立つ工具レビューや製作のコツ、レザークラフト・カービングの技術などをどんどん発信していきますので、ぜひ今後のブログもチェックしていただけると嬉しいです!
それでは、また次回の更新でお会いしましょう!