こんばんは!ST工房のYoshikiです。
今回は、私が普段の制作でずっと愛用している「ダイアボンド」についてご紹介しようと思います。
私のYouTubeをご覧になった方は見覚えがあるかもしれませんが、私は作業の際、こんな容器にボンドを入れて使っています。
きっと、「何を使っているんだろう?」「中身はなんだろう?」と疑問を持った方がいらっしゃるかもしれません。

この中に入っているのが、「ダイアボンド」というゴム系の接着剤です!
では、なぜこんな容器に入れているのか、そのメリットと使い方について説明していきたいと思います!
ダイアボンドを使う理由
まずはダイアボンドを使っている理由について。
私はかれこれ15年間、このダイアボンドを愛用しています。
使いだしたきっかけは、私の師匠が愛用していたから。
でも、私自身も使ってみて、以下の点がこのボンドの優れている点であり、今も私が使い続けている理由になります。
- 接着力が非常に強い
- 薄く塗ってもしっかり接着できる為、ボンド層ができにくく、コバをキレイに整えやすい
- 塗布後に少し時間をおいてから接着できるので、焦らず作業ができる
このあたりの使いやすさは、実際に使ってみるとよく分かりると思います。他の接着剤もいくつか試しましたが、やっぱりダイアボンドに戻ってきました!
G-17との違いは?実際に使って感じたこと
同じくゴム系接着剤として「G-17」という商品もありますよね。ダイソーやホームセンターでもよく見かけるおなじみのボンドですね。このボンドを使っているクラフターさんも多いのではないでしょうか?

確かに「G-17」も作業性は悪くありませんが、接着力に関してはダイアボンドの方が圧倒的に上です。これは実際に私が両方使ってテストしましたので、自信をもって言えます!
本業としてレザークラフトをしている方や、より完成度の高い仕上がりを求めている方には、G-17ではなくダイアボンドを強くおすすめします。
ダイアボンドの容器にR-1の空きボトルが最適な理由
さて、このダイアボンドですが、市販のチューブ容器のまま使うのはちょっと不便なんです。
(チューブタイプのダイアボンドが手元にないので、画像は商品ページから引用させて頂きます)
まず、チューブのままだと必要以上にボンドが出てしまうことがあります。容器の中にまだたくさんボンドが残っている状態でうっかり押してしまい、気づいたらダラダラ垂れていた…なんて経験、ありませんか?
それに、ボンドが少なくなってくると絞り出すのに力が必要になって、そのときに「ドバッ」と一気に出てしまうこともあるんですよね。
きっとこれは、“レザークラフトあるある”なんじゃないかと思っています(笑)
そんな悩みを解決するために、私が使っているのが……「R-1の空容器」です!

しっかり洗って乾燥させた後、ボンドを詰め替えて使っています。

このR-1容器の何が良いかというと…
①キャップに小さな穴を空けておけば、必要な分だけギュッと出せる

②革のハギレでそのまま塗布できる(ヘラ不要)
使い捨て感覚でハギレを使えるので、汚れたら切ればOK。
細かい部分の塗布にも便利で、私はずっとこの方法でやっています。

③中が見えるので、残量もすぐ確認できる
④容器内のボンドの揮発を防ぎ、ボンドが固まりにくくなる
以上が私がR-1の空容器を使っている理由です。
R-1は1本100円ちょっとで買えるし、そもそも健康にもいい!
飲んでよし、容器として再利用してもよしの、まさに万能アイテムなんです。
小さくて扱いやすく、キャップもしっかり閉まるので、ダイアボンドの保存用容器としても優秀。
私のように毎日使う人には、ほんとにありがたい存在です。
ぜひ一度、試してみてくださいね!
広い面には別の容器+薄め液を使って対応
ただし、広い面にボンドを塗りたいときは、さすがにR-1容器だと不便です。そういうときは、大きめの容器にボンドを入れ、ヘラで塗布しています。

でも、ここでも注意点があります。
大きな容器に入れると空気に触れる面積が広くなるので、揮発してボンドが固まりやすくなるんです。
そんな時に活躍するのが薄め液。

この薄め液、1kgって多く感じるかもしれませんが、大きな容器で使っていると意外とすぐになくなります。
これは常備しておくべきアイテムですね。
チューブタイプは高い!1kg買って小分け保存が断然お得
ダイアボンドのチューブタイプって、結構高いんですよね…。下の商品を見て頂ければわかるのですが、180mlで1,760円。送料は別ですよ。
送料を入れたら余裕で2,000円を超えてしまいます。
なので私は、1kgタイプのダイアボンドを購入しています。
これだったら1㎏入って、送料込で4,400円。
かなり割安だとおもいませんか?
なので、私は1㎏を買って、R-1容器に小分けにして保管しています。
小分けしておけば、作業性も保存性もアップ!今はせっせとR-1を飲みまくって、空き容器をたくさん並べて乾燥中です(笑)

この小分けしたダイアボンド、生徒さんへも1kg4,400円の単価でお譲りもしています!
もしお近くにお住まいで、「ダイアボンドだけ売ってほしい」と思われる方、ぜひ工房に買いにきてください!(って、そんな人いないでしょうけど…笑)
まとめ:ボンド選びと使い方で作業効率も完成度も変わる!
ボンドはただの接着剤じゃありません。
「作業性」も「完成度」も左右する、大事な“道具”のひとつです。
私のようにR-1容器を使って小分けしたり、薄め液を活用したりすることで、
日々の作業がグッとやりやすくなりますよ。
ぜひ、あなたのレザークラフトライフにも取り入れてみてくださいね。
では、また次回のブログで!