初心者でも簡単!5本マジック編みブレスレットの作り方と、YouTubeコメントへの質問回答

5本マジック編みブレスレットの型紙
スポンサーリンク

こんばんは!

アメリカンレザーカービング教室の講師のYoshikiです。

今回は、最近YouTubeにアップした「5本マジック編みブレスレット」の紹介と、動画を見てくれた視聴者さんからいただいた質問への回答を共有したいと思います。

今回のブレスレットの製作動画は、レザークラフトが初めての方にも楽しんでもらえるように、分かりやすく、実践しやすい内容にしています。これから革小物作りを始めたいという方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

👇5本マジック編みブレスレットのyoutube動画はこちら👇

目次

存在感抜群!5本マジック編みブレスレットとは?

春夏はアクセサリーをつける機会が増えてきますよね。ただ、私は金属アレルギーがあるため、ネックレスなどの金属系アクセサリーはあまり着けられません。でも、革のブレスレットなら肌に優しく気軽に楽しめます。

特に今回のような手作りブレスレットは、自分の好みの色や革を選んで作れるので、既製品にはない個性が出せるのも魅力です。

革の自然な風合いや、使い込むことで深まるエイジング(経年変化)も楽しみの一つ。ファッションアイテムとしてだけでなく、自分だけの特別な一点モノとしても活躍します。

今回作った「5本マジック編みブレスレット」は、編み目の密度が高いためボリューム感があり、とても存在感のある仕上がりになっています。これからの暖かい季節にぴったりのオシャレなアイテムですよ。

しかも、このブレスレットの一番のポイントは「初心者でも簡単に作れること」です。レザークラフト初心者でも、YouTube動画を見ながら作れば、あっという間に素敵なブレスレットが完成します!

作り方は複雑に見えて、実は繰り返しの作業なので、一度覚えればサクサク進められます。

また、慣れてきたら色違いで作って友達や家族にプレゼントするのもおすすめ。ちょっとしたギフトとしても喜ばれるアイテムです。

スポンサーリンク

今回使用した革について

今回のブレスレットで使用した革は、イタリアのテンペスティ社が手がける「エルバマット」です。エルバマットは、植物タンニン鞣しの中でも特にオイルをたっぷりと含ませた革で、しっとりとした手触りと深みのある発色が魅力です。

エルバマットは使い始めから柔らかく、手にしっくりなじむ感覚があり、レザークラフト初心者にも扱いやすい素材です。また、経年変化(エイジング)も非常に美しく、使い込むほどに色艶が増し、深みのある表情へと育っていく点も人気の理由です。

今回のように手首に直接触れるブレスレットには、しなやかで肌触りの良いエルバマットは特におすすめです。色展開も豊富なので、自分のスタイルに合ったカラーを選べるのも嬉しいポイントですね。


革の厚みはどれくらいがおすすめ?

動画のコメントで「革の厚みはどれくらいが良いですか?」という質問がありましたが、おすすめは1.5㎜~2.0㎜の厚さです。

厚すぎると編むのが難しくなり、薄すぎると安っぽく見えてしまいます。動画で使用した革は1.5㎜の厚さのものですので、ぜひ参考にしてみてください。

初心者の方には、まずは1.5㎜程度の扱いやすい革で練習して、慣れてきたら2.0㎜のしっかりした革にもチャレンジしてみるのが良いと思います。革の厚みだけでなく、張りや柔らかさも影響するので、いろいろ試しながら自分に合った素材を見つけていくのが上達の近道です。

スポンサーリンク

視聴者さんからの質問と回答

次に、youtubeの視聴者さんからいただいた質問を2つ紹介します。

質問① いつも溝切をしていますが、溝切は必要ですか?

実はこの質問は、職人によって意見が分かれるところです。

私のように、糸を革の表面に完全に沈めるために溝切をする職人もいれば、「革の耐久性が落ちるから絶対にしない!」という職人もいます。ですが、私は糸が表面に出ていると擦り切れやすくなり、せっかく革がまだ使えるのに修理が必要になるのはもったいないと考えています。そのため、私は溝切を行って、糸を保護するようにしています。

実際に過去に、溝切をしていない作品の糸がすり減って修理に持ち込まれたことがありました。そういった経験から、見た目の美しさだけでなく、長く使ってもらうための工夫として溝切を大切にしています。

詳しくは過去のブログ『縫い糸(ステッチ)の擦り切れを防ぐ!どうする?』で解説していますので、ぜひそちらもご覧くださいね。

質問② なぜレーシングポニーで挟んで菱ギリを使うの?

これについての理由はシンプルで、裏面の縫い穴の位置を確認するためです。

革が厚いと、菱ギリの角度が少しズレるだけで裏面のステッチが乱れてしまいます。レーシングポニーで挟んで、一つひとつ裏面の位置を確認しながら穴を開けることで、厚い革でも綺麗に真っ直ぐなステッチができます。

裏面が乱れていると、全体の仕上がりも雑に見えてしまいますし、強度にも影響します。裏面まで丁寧に仕上げることで、作品のクオリティもぐっと上がります。

もちろん、裏面が見えない作品ではテーブルの上で上から刺すほうが早くて楽です。ただ、見えない部分まできれいに仕上げたい!という小さなこだわりが、作品の質を上げると私は考えています。

こちらも、詳しくは過去のブログ『裏面の縫い目ってキレイに縫えてる?』で詳しく解説しているので、参考にしてくださいね。

まとめ

今後もYouTube動画への質問について、このようにブログでもお答えしていきたいと思います。気になる点や疑問があれば、気軽にYouTubeのコメント欄に質問をお寄せください!

皆さんの声が、より良いコンテンツ作りのヒントになりますし、同じ疑問を持っている方の助けにもなります。レザークラフトは奥が深く、学べば学ぶほど面白さが増していく世界です!

一緒に楽しみながら、少しずつ上達していきましょう!

ではまた次回のブログで!

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次