こんばんは!
アメリカンレザーカービング教室の講師のYoshikiです。
これからレザークラフト商品をネットで販売しようと思っている方は、どのプラットフォームを使うべきか悩む方も多いと思います。
私はこれまで BASE、メルカリ、minne の3つを利用してきました。それぞれの特徴やメリット・デメリット、実際に使ってみた感想をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
BASE
特徴
BASEは、初心者でも簡単に自分のネットショップを開設できるプラットフォームです。無料で始められて、デザインも自由にカスタマイズ可能。決済方法も豊富でかなり使い勝手がいいのですが、集客は基本的に自分で行う必要があります。
【振り込み手数料】一律250円(振り込み申請はいつでも可能)
【振り込み事務手数料】
・2万円未満の場合:500円
・2万円以上の場合:0円
メリットとデメリット
- 管理画面が使いやすい→管理画面がシンプルで直感的に使えるので、初心者でも簡単にショップ運営が出来る
- ブランド構築がしやすい → ショップのデザインを自由に変更でき、オリジナリティ(自分のショップ感)を作りやすい。
- 販売手数料が安い → 販売手数料は 6.6% + 40円。(3つのプラットフォームの中で最も安い)
- クーポン配布機能 → 自分でクーポンを発行できるほか、BASE側がクーポンを発行してくれることもあるので購入に繋げやすい。
- フォロワー向けの新商品告知が可能 → BASE内のフォロワーに対して、新商品の告知や販促ができる。
- 集客が自分次第 → BASE内での検索流入は少なく、SNSやブログなどを活用してお客さんを呼び込む必要がある。
- 売れるまで時間がかかる → ある程度のフォロワーを獲得しないと、コンスタントな売上にはつながりにくい。
- カスタマイズが面倒 → デザインの自由度が高い分、自分で整える手間がある。(特にこだわりがないなら、デザイン設定は簡単)
- 2万円以下の振り込み事務手数料が500円発生→売上が多い場合は問題ないが、売り上げが少ない初心者のうちは、この500円がネック
実際に使ってみた感想
私は Instagram を使ってBASEに集客していました。インスタのプロフィール欄に
「ネットショップはこちら」
とリンクを貼り、作品を投稿していくとフォロワー数が増加。その結果、BASEの売上も伸びていきました。
SNSを活用しないと集客が難しいので、BASEはSNSを積極的に運用できる人に向いていると感じました。
また、BASEはショップのカスタマイズが自由なので、「自分のブランド感」を出せるのが大きな魅力。この点で、他の2つのサイトよりも力を入れて運用していました。

メルカリ
特徴
みなさんご存じのメルカリです。私も活用していました。
フリマアプリ最大手のメルカリは、利用者数が圧倒的に多く、出品すればすぐに売れる可能性が高いのが特徴です。出品もスマホから簡単にでき、匿名配送も利用できます。
【振り込み手数料】一律200円(振り込み申請はいつでも可能)
メリットとデメリット
- 売れるスピードが早い → ユーザー数が多く、需要がある商品ならすぐに売れる。
- 集客不要 → メルカリ内で検索されやすいため、特にプロモーションをしなくても人目に付きやすい。その分、写真や商品説明欄を工夫する必要がある。
- 匿名配送が可能 → 購入者とのやりとりが簡単で、安心して取引できる。
- 振り込み手数料が安い→3つのサイトの中で振り込み手数料が最も安い。
- 手数料がやや高い → 販売手数料 10%。BASEよりも割高。
- 値引き交渉が頻繁にある → 「○○円にできますか?」と値下げ交渉が多く、断ると購入されないことが多い。
- ブランド構築が難しい → メルカリは「安くて良いもの」を求める人が多く、ブランドの価値を伝えにくい。
実際に使ってみた感想
メルカリでは 値引き交渉が頻繁に入る のが特徴。断ると買われないことが多いですが、逆に値引きすることで複数購入につながることもありました。
また、メルカリはコメント欄でやり取りができるため、お客様の要望を直接聞けるのが良い点。実際に「こういうデザインのものが欲しい」と言われてオーダーメイドにつながったこともあります。
私はメルカリを 小遣い稼ぎの目的で利用し、革製品だけでなく 不用品や使わなくなった工具 なども販売していました。
minne(ミンネ)
特徴
minneは、ハンドメイド作品に特化したマーケットプレイス。クラフト好きなユーザーが多く、手作り品を好む人が集まります。レザー作家も多く、ミンネでレザーアイテムを販売するためには、ある程度の戦略が必要です。
【振込手数料】毎月220円(売上金が1,000円未満の場合は、翌月に繰り越し)
メリットとデメリット
- ハンドメイド好きのユーザーが多い → レザークラフトの価値を理解してくれる人が多い。
- 特集掲載のチャンスがある → minne側で特集に取り上げられると、アクセスが増加。
- ブランドの価値を伝えやすい → ハンドメイド作品としてこだわりやコンセプトを伝えやすい。
- ライバルが多い → ハンドメイド作家が多く、競争が激しい。
- 手数料がやや高め → 販売手数料 10.89%。
- 振り込み手数料が毎月220円必要→毎月月末に売上金が振り込まれるシステムなので、その度に振り込み手数料が220円発生する。(売上金が1,000円未満の場合は、翌月に繰り越し)
- 売れるまでに時間がかかることも → 認知度を上げるには継続的な出品やプロモーションが必要。
実際に使ってみた感想
minneは、BASEやメルカリに比べて 購入率が低かった ですが、定期的に商品は売れていました。
私はあまりminneに力を入れていなかったので大きな売上にはなりませんでしたが、ちゃんと運用すればそれなりの収益につながる かもしれません。
あまり使っていなかったので、コメントする内容もこれぐらいしか思いつきませんでした・・・

まとめ
サイト名 | 集客のしやすさ | 販売手数料 | 振込手数料 | ブランド構築 | 売れやすさ | 価格競争 |
BASE | 自分で集客 | 6.6%+40円 | 250円 | カスタマイズ自由 | 集客次第 | なし(自分の言い値で売れる) |
メルカリ | しやすい | 10% | 200円 | しにくい | いい商品ならすぐ売れる | 値引き交渉多い |
minne | そこそこ | 10.89% | (毎月発生) | 220円伝えやすい | 特集に載ると強い | 作家間での競争あり |
私は BASEをメイン に
メルカリで小遣い稼ぎ、
minneは「売れればラッキー」
くらいの感覚で使っていました。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分の販売スタイルに合ったプラットフォームを選ぶ のが重要です。
★SNS運用ができてブランド構築をしたい → BASE
★とにかく早く売りたい → メルカリ
★ハンドメイド好きに価値を伝えたい → minne
自分に合った販売方法を見つけて、レザークラフトの販売を楽しみましょう!
では、また次回の記事でお会いしましょう!
良いレザークラフトライフを♪