こんばんは。ST工房です。
今回は、レザークラフトやレザーカービングで使うブルガリア産の刻印「SNスタンプ」について書いていこうと思います。

タイトルの通り、
「SNスタンプってぶっちゃけどうなの?」
という話。
これまで刻印に関するブログは何本か書いてきましたが、その中でもSNスタンプについて少し触れてきました。
今回はもう少し踏み込んで、実際に使ってみた感想や、バリーキング、日本製刻印との違いについて書いていきます。
ちなみに、少しずつ買い揃えて、今は手元に10本ほどSNスタンプがあります。


レザーカービングにこだわると海外刻印が気になってくる
レザーカービングを続けていると、最初は日本製の刻印を使っていても、だんだん海外製の刻印が気になってきますよね。
その代表格が、やっぱりバリーキング社の刻印。
もちろん私もバリーキングの刻印はかなり持っています。おそらく50本くらいはあると思います。
(下に写っている刻印は今メインで使っている刻印で、出番の少ない刻印は他にもたくさんあります…💦)

ただ、ここで最初に言っておきたいのは、
高価な海外刻印を買わないとフラワーカービングができないわけではない
ということ。
以前のブログでも書きましたが、日本製の比較的安価な刻印でも、フラワーカービングは十分できます。
(ちなみに、私は下記リンクの基本刻印からカービングはスタートしました)
今の私はフラワーカービングをするとき、ほとんどバリーキングの刻印を使っていますが、すべて日本製の刻印でカービングしたとしても、正直そこまで大きな差は出ないと思っています、たぶん。
もちろん、細かく見れば違いはあると思いますが、たぶん誰も気づかないレベルだと思います。

でも、差が出るとすれば、間違いなくフラワーセンターとバスケット刻印。
この2つは、技術だけでは補いにくい部分があります。
フラワーセンターは刻印そのものの形状やシャープさが仕上がりに出やすいですし、バスケット刻印も柄の立体感や線のくっきり感がかなり重要になります。
刻印を自分で削ったり加工したりできる技術があれば、安価な刻印でもかなり良くできるのかもしれませんが…
私にはそこまでの加工技術はありません。
なので、無理に最初から高価な刻印を揃える必要はありませんが、
仕上がりにこだわり始めたら、刻印の質はやっぱり大事になってくる
というのが正直なところです。
SNスタンプはどんな刻印?
では、今回の本題。
バリーキングとSNスタンプ、どっちがいいの?
という話ですが、まず前提として、SNスタンプはバリーキングとは少し方向性が違います。
SNスタンプは、フラワーカービングで使うような基本刻印というより、バスケット刻印や幾何学模様のスタンピング用刻印が中心です。
つまり、ベベラやサムプリント、ペアシェーダーのようなフラワーカービング用の基本刻印を揃えるというより、
革に模様を入れるためのデザイン性の高いスタンプ
という印象です。
一応、SNスタンプを販売している企業のインスタのリンクを貼りますね👇
結論:SNスタンプはかなりいい✨
結論から言うと、SNスタンプはかなり質がいい✨。
実際に使ってみると、柄がかなり鮮明に入ります。
線もくっきりしていて、革に打刻したときの立体感もしっかり出ます。
私はかなりお気に入り。
特に良いと思うのは、柄の種類がとても豊富なところ。
日本の協進エルやクラフトジャパン、そしてバリーキングにもないような個性的な柄がたくさんあります。
私がよく使っているスカル系の刻印も、SNスタンプではいろいろな種類が販売されていますよ!

こういう少しクセのあるデザインや、海外っぽい雰囲気の柄を探している人には、かなり面白い刻印だと思います。
価格はバリーキングより買いやすい
価格についてですが、SNスタンプはバリーキングと比べると、だいたい半額くらいの価格で購入できる印象です。
もちろん、日本製の刻印と比べるとかなり高いです。
感覚としては、日本製の刻印の10倍くらいするものもあります。
でも、実際に使ってみると、買う価値は十分ある👍
特に、バスケット刻印やスタンピングをしていて、
「日本製の刻印だと柄がボヤける」
「もう少しくっきり模様を入れたい」
「他の人と違う柄を使いたい」
こう感じている人には、かなりおすすめ✨
安い刻印を何本も買って悩むより、気に入った柄のSNスタンプを1本買った方が、作品の雰囲気が一気に変わることもあります。
ちなみに、現在日本でSNスタンプを取り扱っているお店は、私の知る限りレフティーズさんです。
気になる方は、下記のサイトをチェックしてみてください。
バスケット刻印をきれいに打つにはモウルの重さも大事
少し補足。

いくら良い刻印を使っても、打ち方や道具が合っていないと、きれいな模様は入りません。
特に大事なのが、モウルの重さ。
私は2種類のモウルを使い分けています。
ひとつは約420gのモウル。
もうひとつは約700gの重めのモウル。


420gのモウルは、フラワーカービングや小さめのバスケット刻印を打つときに使っています。
一方で、700gの重いモウルは、大きめのバスケット刻印や、しっかり深く柄を入れたい幾何学模様のスタンピングに使っています。
大きめの刻印を軽いモウルで叩くと、どうしても打刻が浅くなりやすいです。
その結果、せっかく良い刻印を使っていても、柄がボヤけたように見えてしまいます。
SNスタンプのように柄が細かくて立体感のある刻印は、ある程度しっかり打ち込めるモウルを使った方が、良さを引き出しやすいと思います。
御影石や大理石の上で打つのは大前提
これは言わずもがな、とても大事なのが刻印を打つ土台。
レザーカービングやスタンピングをするときは、御影石や大理石の上で打つことが大前提です。
柔らかい机の上や、不安定な作業台の上で打つと、力が逃げてしまいます。
そうなると刻印がしっかり入らず、模様も浅くなってしまいます。
良い刻印を使うなら、刻印だけでなく、
モウル・革の湿らせ方・打つ土台
このあたりもセットで見直すのがおすすめです。
まとめ:SNスタンプはスタンピング好きならかなりオススメ
今回は、ブルガリア産のSNスタンプについて紹介しました。
まとめると、SNスタンプはこんな人におすすめです。
・バスケット刻印や幾何学模様のスタンピングが好きな人
・日本製刻印では柄が物足りないと感じている人
・くっきり鮮明な打刻をしたい人
・バリーキングより少し買いやすい海外刻印を探している人
・他の人と違う個性的な柄を使いたい人
フラワーカービング用の基本刻印を揃えるというより、
作品に個性的な柄を入れたい人向けの刻印
という印象です。
日本製の刻印と比べると価格は高いですが、打刻の鮮明さや柄の面白さを考えると、私はかなり満足しています。
スタンピングが好きな方や、作品の雰囲気を少し変えたい方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
今回のブログは以上です。
また次回のブログでお会いしましょう!





