カービングに欠かせない「モウル」の選び方と使い方

モウルか木槌か?
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こんばんは!

今回は、レザーカービングに欠かせない道具「モウル」についてお話しします。カービングを始めたばかりの方や、道具選びで迷っている方に役立つ情報をお届けします!

目次

モウルとは?

モウルと木槌

レザーカービングで刻印を打ち込む際に使う専用の道具が「モウル」です。木槌を代用する人もいるかもしれませんが、モウルにはカービングに特化した機能が詰まっています。

木槌は軽くて扱いやすい一方、打刻の力が十分に伝わらないことが多く、手に余計な負担がかかることも。そこで、モウルを使うことで効率的に力を伝えつつ、手の疲労を軽減できるんです。私はレザーカービングを始めた当初から、クラフト社が出している14オンスのモウルを使っています。一応、リンク先を載せておきますね。


モウルの形状と特徴

モウルには主に2つの形状があります。

テーパー型(台形型)

先端が台形状になっているモウルです。この形状のポイントは、叩くときのモウルの傾き具合と刻印の先端の当たり具合が自然と調整されること。特に初心者の方には扱いやすい形と言われています。

テーパー型のモウル

ストレート型(円筒型)

一方、ストレート型は全体が均一な円筒形です。こちらも使いやすいですが、どちらが自分に合うかは実際に使ってみて判断するのが一番。使ってみてしっくりくる形を選びましょう!下の画像の上側にあるのがストレート型のモウルですね。

ストレート型モウル

私の教室には、テーパー型、ストレート型のどちらモウルも準備しています。教室に参加される方には実際に触って頂いて感触を確かめてみてください!

モウルの重さの選び方

モウルの重さは、用途によって選ぶことが重要です。

軽め(10~14オンス)

アリゾナスタイルやシェリダンスタイルのベベラなど、繊細なデザインをカービングする際に適しています。軽さのおかげで細かい動作がしやすいのが特徴です。

重め(24~28オンス)

シェリダンスタイルのフラワーセンターやバスケットスタンプのように、強い力でしっかりと印象を残す必要がある場合には、重めのモウルが便利です。

重いモウル

このモウルは、けっこうズッシリとしてベベラなどを打刻する際には不向きです。写真に写っているように、バスケットスタンプやジオメトリックスタンプを打つ際に活躍します!

モウルとマレットの違い

「モウル」と似た名前で「マレット」という道具があります。マレットは木槌のような形状で、軽い力で使えるものが多いですが、私個人としてはモウルをおススメします。カービングに特化したモウルの方が、初心者から上級者まで幅広く活躍すると思います。たぶん…(私もマレットを使ったことがないので、あくまで私の予想ですが)
マレットの写真がなかったのですが、楽天にはマレットが売ってありましたので、参考までにリンク先を載せますね。


初心者にオススメのモウル

初心者の方は

モウルって結構種類が多いけど、どれを選べばいいの?


と迷うと思います。私個人的には、まずは軽めの10~14オンスのものを一本持つことをオススメします。

スーベルナイフと同様、最初は深く悩まなくて大丈夫!!
人生で初めて使う工具ですから、最初は何が良いかなんて分からないものです(笑)

最後に

モウルはレザーカービングを楽しむ上で、手の負担を軽減し、より美しい仕上がりを目指す為の重要な工具です。この記事が、皆さんのモウル選びの参考になれば嬉しいです!

レザーカービングについて他にも知りたいことがあれば、ぜひこのブログをチェックしてくださいね。あなたのカービングライフがさらに充実しますように!

それでは、良いカービングライフを♪

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