「革の染色は難しい?初心者にもおすすめの道具と染め方をご紹介!

こんばんは!ST工房です。

レザークラフトの楽しみのひとつに、「染色」があります。革に自分で色を入れる作業って、なんだかワクワクしますよね。

色をつけることでオリジナリティが出ますし、作品全体の雰囲気も大きく変わります。
特にフィギュアカービングをされている方にとっては、染色はもう“技術の一部”とも言えるほど大事です。

私はフィギュアカービングはやっていませんが、下の画像のようにカービングした革の外周だけを染めて雰囲気を変えることは度々あります。

染色した財布

ほんの少し色を入れるだけでも、作品の印象がぐっと引き締まるんですよね。

「染色」って簡単そうで、実はすごく奥が深い

一見、染料を塗るだけ…と思いきや、これがなかなか難しい。
プロの方の作品を見ると、「これ、本当に革!?」って思うくらい美しい染まり方をしています。

たとえば、⇧の画像は、私が勝手に“師匠”と呼んで尊敬している「さとけん」さんの作品。

もう…染色がえげつないんです。立体感、陰影、色の重なり…

「これ革!?」

って思うほど、何度見ても信じられません。
レザーカービングの枠を完全に超えていて、まさに“革に命を吹き込んでいる”ような染色技術。

さとけんさんの公式ホームページはこちら ➡ レザースタジオ さとう

染色は、単色で染めるだけでも難しい場合もあります。

自分の狙った色にならなかったり、ムラになったり、思ったよりも濃かったり薄かったり…。
実は、染色ってめちゃくちゃ繊細で、手間もかかる作業なんです。

ちなみに、染色のメリット・デメリットについては、以前別の記事でまとめていますので、よかったらそちらもご覧ください。

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実例:「“真っ黒”に染めたアイテムが欲しい」という注文が!

最近、下の画像のがま口コインケースを「真っ黒に染めてほしい」というオーダーを頂きました。

カービング入りガマ口コインケース

こういった場合は、カービングをした後に革を染めるしかありません。

じゃあ、どうやって染めるのか?

人によっていろんな方法があると思いますが、今回は私が実際にやっている方法をご紹介したいと思います。

【ポイント①】カービングした外周だけを染めるときは「筆」を使います

部分的に染めたいとき、一番気をつけるのは「染料がはみ出さないようにすること」。

そのために私は、細めの筆や、先端がとがった極細筆を使って染めています。

染色の際に使う筆

カービングの溝に沿って慎重に色を入れていく感じです。

ただし、この筆で革全体を染めようとするとめちゃくちゃ大変です(笑)。

【ポイント②】全体を染めるなら「PVAスポンジ」が便利

ここで登場するのが、PVAスポンジです。

PVAスポンジ

これ、知ってる!

という方も多いかもしれませんが、普通のスポンジとは全然違うんです。

☆PVAスポンジのここがすごい!☆

  • 吸水性&保水性がめちゃくちゃ高い
  • 水や染料をたっぷり含んでもポタポタ落ちない
  • 握らなければ水分がキープされている
  • 革にやさしく、色ムラになりにくい

私は普段、カービングの際に革に水を含ませるときにもこのスポンジを使用していますが、これを小さくカットして染色にも使っているんです。

PVAスポンジで染色

☆革全体を染めるなら、これ一択!☆

染料をスポンジに含ませて、革の表面をサーッとなでるだけ。
筆と違って広範囲を一気に染められるので、ムラになりにくく、時短にもなるのがメリットです。

もちろん、部分染めやフィギュアカービングには向いていませんが、今回のように「全体を一色で染めたい」場合には、本当におすすめです。

PVAスポンジはどこで買える?

以前は近所のホームセンターで売っていたのですが、最近は売られていないのでネットで購入しています。

大きさにもよりますが、1000円前後で購入可能ですし、カットして使えば何十回も使えるのでコスパも抜群です。

以下にリンクを貼っておきますので、気になる方は是非チェックしてみてください!

まとめ:染色は難しい。でも、道具を工夫すればもっと楽しくなる!

染色は簡単じゃないけれど、工夫次第でぐっとハードルが下がります。

今回ご紹介したPVAスポンジ、ぜひ一度試してみてください。

ではまた次回のブログで!

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